平素は「岩手大学 人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター」の活動へのご理解?ご支援?ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
当センターの第3回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」を特集した『賢治学+(プラス)』第4集が刊行されました。ご高覧いただければ幸いです。
岩手大学 人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】編 『賢治学+(プラス)』第4集 目次
巻頭言
横山英信「『賢治学+(プラス)』第四集に寄せて」 [3-4頁]
(目次 [5-6頁])
特集「宮沢トシ没後百年」
- 報告
宮沢賢治いわて学センター第三回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」(木村直弘) [8-10頁]
- 総評
宮沢賢治いわて学センター第三回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」(佐藤竜一) [11-12頁]
- 講演①
「新たに浮かびあがるトシ像」(山根知子) [13-34頁]
- 講演②
「「自省録(宮澤トシ)」をめぐる十論点─研究者としての特徴の明示を出発点として─」(望月善次) [35-46頁]
- シンポジウム「宮沢トシ没後一〇〇年」
- ディスカッション
(司会:佐藤竜一、シンポジスト:山根知子、望月善次) [47-58頁]
- 関連論文
「宮沢トシ「自省録」の文体」(大野眞男) [59-75頁]
岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会より
- 中村安宏「「即身仏」の思想─湯殿山と羽黒山の対立、神仏分離、及び岩手との関係を手がかりに─」 [78-100頁]
- 岡田浩行「天使表象と同期する雪童子─大正期童話雑誌の圏域における「水仙月の四日」─」 [101-119頁]
- 船越亮佑「宮沢賢治「やまなし」の視覚化について─教科書?絵本?漫画を例に─」 [120-133頁]
- 大野眞男「宮沢賢治「山男もの」童話の土俗的背景」 [134-154頁]
- 黄 毓倫「「銀河鉄道の夜」の台湾閩南語訳─失われつつある「母語」(mother tongue)の記憶を辿って─」 [155-168頁]
- 岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会のこれまで [169-173頁]
フォーラム「賢治学」
エッセイ
- 周 異夫「人びとの賢治」 [176-180頁]
- 土屋直人「3?11のなかの教師と宮澤賢治」 [181-187頁]
- 齋藤雅典「自筆教材絵図の土壌微生物に関わる図について」 [188-198頁]
- 谷口義明「宮沢賢治のエネルギー観」 [199-223頁]
- 井澤賢隆「宮澤賢治の詩を歌う」 [224-232頁]
論文
- 早川恭只「宮沢賢治の「やまなし」をめぐる食に関する一考察」 [233-249頁]
フォーラム「いわて学」
エッセイ
- 金野吉晃「曙光─夜明げの為が泣くだぁぃよな氣もす─」 [250-259頁]
論文
- 家井美千子「盛岡藩における『十和田山』伝説を記すテキストについて」 [260-276頁]
- 木村直弘「時報チャイムの音風景─《花巻市民の歌》と《盛岡市民歌》をめぐって─」 [277-317頁]
- 小野澤章子「岩手?盛岡の演劇─「演劇活動」と「演劇鑑賞活動」の両面からみたその社会的特徴」 [318-332頁]
編集後記
(木村直弘) [333-334頁]
盛岡: 杜陵高速印刷出版部
ISBN: 978-4-88781-149-2
発行日: 2024年9月21日
定価(本体 2200円+税)
本件に関する問い合わせ先
岩手大学人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター (担当:木村直弘)
Phone:019-621-6672/Fax:019-621-6715
E-mail:kenji■iwate-u.ac.jp(■を@に置き換えてください)