総合科学研究科農学専攻応用生物化学コース修士2年の菊池優花さん [天然物生化学研究室(木村賢一教授)] が、12月2日(土)に東北大学青葉山新キャンパス?青葉山コモンズで開催された、日本農芸化学会東北支部第158回大会(支部長:原田昌彦東北大学教授)で優秀発表賞を受賞しました(全56演題)。
遺伝子破壊酵母株を用いたウクライナ産琥珀に含まれる生物活性物質の単離精製と同定
菊池優花(総合科学研究科農学専攻応用生物化学コース 修士2年)
新規物質の宝庫である地元の久慈産琥珀と比較すると、バルト海産琥珀とウクライナ産琥珀は既知物質から成るため久慈産琥珀とは大きく異なる一方で、両琥珀は互いに類似していることを活性と物質面から証明しました。
また、両者は細胞に対し抗アレルギー活性を示しますが、その活性本体をデヒドロアビエチン酸とピマール酸と初めて同定したことから、ウクライナ産琥珀の新たな利用の可能性を提示する結果となりました。
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