岩手大学平泉文化研究センターでは、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るための一環として、平泉文化セミナーや講演会等を定期的に開催しております。
今回、平泉文化セミナー第77回例会を以下のとおり開催しますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。
bet36体育在线_365体育手机版-投注|备用网址6年11月23日(土?祝) 13:30~15:00
岩手大学教育学部1号館2階 E21講義室
衣河関、衣関の立地 -函谷関との比較から
岩手大学平泉文化研究センター教授 廣瀬 薫雄 氏
本セミナーでは、衣河関?衣関をめぐる諸説を整理し、そこに存在する問題点を示したうえで、衣河関?衣関の位置についてみずからの見解を示す。
『陸奥話記』には、衣河関を評して「件の關は素より隘路嶮岨なること、崤函の固きに過ぐ。一人嶮に拒げば、萬夫も進むこと能わず」とある。そこで、衣河関の比較材料として函谷関の遺跡を紹介し、険しい地形をいかに用いることによって堅牢な関所を築くことができるかを解説する。
関所の立地条件を知ったうえで『陸奥話記』の衣河関に関する記述を読みなおし、関山?衣川?当時の幹線道路たる奥大道の位置関係を考えれば、衣河関?衣関がどのあたりに設けられていたかはおのずと明らかになるだろう。
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